ホームページ運用者の情報

特定非営利活動法人いじめ0ネットワーク

理事(代表)小野智一

2019年4月16日成立

設立の趣旨

「学校でのいじめによる自殺はなぜ食い止められないのか?」「命の尊さを踏みにじる少年による凶悪犯罪はなぜ繰り返されるのか」このような現状にふれ、子どもたち自身が、親が、学校が、地域社会が、そして次世代の子どもの教育に熱意を持った若者たちが思い悩む状況がある。

また、近年はライフスタイルの多様化が進み、学校でのいじめを学校の教師だけで解決することは困難な時代となってきている。この現状を鑑み、「学校はいじめを止める子どもを育てるために何をするべきか」「家庭はいじめに打ち克つ子どもを育てるためには何をするべきか」「社会はいじめをなくすために子どもをどう見守るべきか」という課題に対し、教師だけでなく、親や、大学研究者、地域社会の見守り手となる大人たち、そして子どもまで多様な立場や観点から調査研究や教育プログラム開発・実践を通して考えを分かち合い、学校でのいじめを苦に子どもたちが自ら命を絶つ悲しい出来事を「0(ゼロ)」にするための取り組みが今求められている。

 以上の問題提起のもと、『いじめ「0」教育実践研究会』を平成27年に発足し、翌年より教育プログラムとしての「こども克己キャンプ」を開催し、以降毎年こどもたちにいじめに打ち克つ耐性を醸成すると共に親の愛や便利な生活のありがたみを体感させることをねらいとして実践してきた。ほかにも「いじめ「0」教育実践研究会研究大会」として、大学研究者のみならず、教師、塾の講師、親、問題に関心がある学生など多様な顔ぶれが日々考えている思いや研究成果を報告する会を開催している。

本会は、学校でのいじめによりこどもたちが自ら命を絶つという悲しい出来事をなくすために何ができるかを考え具体的に実践するグループである。例えば先に紹介した本会の「こども克己キャンプ」は現在いじめに悩んでいるこどもだけでなく、普段不自由なく親の愛情を受け生活している子どもたちにとっても、キャンプで一時的に親元を離れることで日常生活のありがたさを実感できるよう願って実践している。いじめの問題は当事者個人の問題ではなく周囲(周辺)にある子どもにとっても問題である。キャンプを修了して克己心の芽生えた子どもが一人でも多く学校という日常に戻っていくことで、普段は周囲にある子どもが「この問題を何とかしなければならない」と勇気をもって仲裁者となろうとする循環を作り出すことができると考える。また、研究大会は平成28年より2年に1回の頻度で開催し、各回100名を超える参加者を集め、いじめ問題へのかかわり方を模索する人々へも端緒を切り拓く機会となっている。

  今般、本会を特定非営利活動法人として申請しようとした理由は、①これまで任意団体として実践してきた活動を充実させ継続的に推進していくこと、②日本全体の普遍的ないじめ問題だけでなく地域に根差した視点からいじめ問題への処方を実践研究し拡充すること、③行政や関連団体との連携を深める必要があることの以上3点からなる。

今後の取り組みとしては、任意団体としての実践を継続発展させることのほか、地域に根差す視点から、臨床心理士または元教師など知見を有する者やLINEなどコミュニケーションツールを活用した相談事業への取り組みに着手する。また、子どもの潜在能力測定事業に取り組み、子どもの「自信と勇気」を持つための発育相談や教育助言をとおして、いじめにはけ口を求めない子どもの健全な育成に貢献したいと考える。

※以下定款より法人の目的・事業について示す

第3条 この法人は、いじめに悩む子どもたちや子どもがいじめにより自ら命を絶つという悲惨な出来事に心を痛める人々に対して、子どもへの相談支援や克己心をはぐくむ事業及びいじめ防止の特効薬となる教育実践を研究し発信する事業を行い、子どもの健全育成に寄与し、すべての人々が「こどもの命をいじめから守ろう!」という思いを共有できる社会づくりを目的とする。


第4条 この法人は、第3条の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。

(1) 子どもの健全育成を図る活動

(2) 社会教育の推進を図る活動


第5条 この法人は、その目的を達成するため、特定非営利活動に係る次の事業を行う。

①  いじめに関する相談の対応と支援

②  野外活動をとおした子どもの健全育成及び指導者養成

③  いじめ問題に関する研究及び情報収集

④  子どもの発育相談及び教育助言

⑤  その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 


※本サイトは特定非営利活動法人いじめ「0」ネットワークの公式ホームページとして運営しています。